人口約4,500人の国頭村だから観える
感動の星空

8月も最終日。夕焼けも夏の終わりを告げているようで、なんだか寂しい感じがしますね。 そんな夕方19:30頃の西の空には宵の明星『金星』が輝き始めました。これから2025年3月中旬頃まで一番星(日が暮れるにつれて一番最初に見える星)は金星となります。 現時点でも-３.5等級と他の一等星と比べても段違いに明るいのですが、3月にかけて−4.5等級程度まで明るくなります。望遠鏡で見ると月のように欠けているのがわかりますよ。 金星の面白い特徴として、『1年より1日が長い』ことがあげられます。 金星の1年(太陽の周りを一周)は地球時間で約225日。これは地球より内側にある惑星(内惑星)なので当然ですが、金星の1日(自転一周)はなんと、地球時間で約243日もかかります。自転がとってもゆっくりなんですね。 時間というのは地球の自転、公転を基準に設定されているので、一歩宇宙に出ると時間の概念自体が変わってしまいます。宇宙のスケールの大きさを感じますね。 そんなことを思い浮かべながら夜空を見ていただくと一味違うかもしれませんよ☆

2024年8月12日(月)23時が極大とされていたペルセウス流星群。実際に多くの流星を見ることが出来ました。特に火球クラスの流星には、星空ツアー参加者から歓声が上がるほどで、初めて流星を見たという方からは『国頭まで来たかいがあった！』と喜びの感想もいただきました。 写真は国頭村森林公園の天文台と一緒に撮影した流星ですが、色味が変化しているのがわかります。流星が大気中の酸素粒子とぶつかることで緑色に発光していますが、流星の物質によっては赤くなったり、黄色やオレンジといった鮮やかに発光することもあるそうです。 実は流星群、小規模のものはいくつかあり、8月中旬から下旬にかけて【はくちょう座k流星群】8月下旬から9月上旬にかけて【ぎょしゃ座流星群】があり、どちらも数は少ないものの、火球クラスの大きな流星が観測できる可能性があります。 流星を見るには『暗いところ』『空がひらけたところ』『月の明るさ』がポイントとなってきます。 特に満月は細かい流星くらいならかき消すほどの明るさですので、月がないタイミングがベストです。 キャンプや旅行などで星を見る機会がありましたら、ぜひ流星を探してみてください★

7月7日のトピックスでご紹介した夏の「やんばるくいな座」を探してみましたか？ 国頭では夜20:00頃から南の空で確認できます。 コツは赤い星アンタレスを見つけて、そこからクチバシ、胴体、尻尾、羽、頭、とたどると見つけやすいですよ★ やんばるくいな座には実はストーリーがあります。 冬に天の川のほとりで出会った雌雄の２羽のヤンバルクイナ（冬のやんばるくいな座）がつがいになり、ひなが生まれ、その成長したひな（夏のやんばるくいな座）が夏の天の川で水浴びをしている。 冬のやんばるくいな座↑ 夏のやんばるくいな座↑ イメージできましたか？そんな姿を思い浮かべながら、やんばるくいな座、是非探してみてください⭐️ さて、そんな話題沸騰中のやんばるくいな座ですが、この度国頭村のマスコットキャラクターになることが決まり、ニックネームを募集することとなりました！ 夏のやんばるくいな座1羽、冬のやんばるくいな座２羽（写真左が雄、右が雌）合計3羽となります。 詳しくは下記フォーム内に記載されておりますのでご確認ください！ ★Google応募フォームhttps://forms.gle/uMG5joGny4gcSxpd8★国頭村役場商工観光課　やんばるくいな座ニックネーム募集係http://www.vill.kunigami.okinawa.jp/koubo_boshu/やんばるくいな座のニックネーム募集について/ たくさんのご応募お待ちしております★