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太陽系の王者・木星とその輝き

国頭村森林公園天文台より撮影したガリレオ衛星の画像
国頭村森林公園天文台より撮影したガリレオ衛星の画像

11月中旬の21:00頃、東の空を見上げるとひときわ明るく輝く星が目に入ります。
それが、太陽系最大の惑星「木星」です。
その堂々たる姿は肉眼でも簡単に見つけられるほどで、夜空に輝く「王者」の名にふさわしい存在感を放っています。

木星の名前は、ローマ神話の神ジュピターに由来します。
ジュピターはギリシャ神話の全能の神ゼウスに相当し、神々の王として知られる存在です。
双眼鏡で木星を覗くと、周囲に4つの小さな星が寄り添って見えます。
これが「ガリレオ衛星」と呼ばれる木星の4つの大型衛星です。1610年にガリレオ・ガリレイが発見したこれらの衛星は、それぞれイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストという名前が付けられています。
これらの名前はゼウスにまつわる神話の人物に由来し、それぞれのストーリーを紐解くとより興味が湧きあがることでしょう。

木星は今後も4月中頃まで観察しやすい位置にあります。
澄んだ夜空の下、木星の輝きとその周囲を回る衛星たちに思いを馳せながら、宇宙の壮大さを感じてみてはいかがでしょうか。
皆様のお住まいの地域でも見ることができる天体ですので、ぜひ、夜空を見上げてみてください☆

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