2025.05.18
夜空に広がる神秘 – 銀河の世界
私たちが暮らす地球は、無数の星が集まる「天の川銀河」に属しています。
夜空に広がる白い帯状の光、それがまさに天の川銀河の一部です。
宇宙にはさらに壮大な銀河が数多く存在しています。その中でも国頭村森林公園の天文台で撮影した銀河を今回はご紹介します。

天の川銀河の隣の銀河はアンドロメダ銀河は、肉眼で見える唯一の銀河です。
約1兆個の星で構成されているという観測データもあり、その大きさは日本で観測できる銀河の中で最大級と言われています。(地球から約250万光年の距離)

ソンブレロ銀河は、メキシコのソンブレロ帽に形状が似ていることからその名前が付けられました。
渦巻銀河を横から見た形状で、中央の膨らみと広がる円盤、黒い縁が特徴です。
整った美しい姿をしています。(地球から約4,600万光年の距離)

子持ち銀河は、2つの銀河が絡み合っている姿がとても幻想的です。まるで親子が寄り添うようなその形から、宇宙の壮大な物語を感じさせてくれます(地球から約2,100万光年の距離)
遥か彼方の銀河たちを知れば知るほど、私たちがいる天の川銀河もまた、特別な存在だと気付かされます。
7月下旬は20時頃から、東の空に天の川が見えるようになります。
もし天の川を見たいという場合は、月の明るさ(月齢)もチェックすると良いですよ。
やんばるの森の魅力と宇宙の神秘を、国頭村で是非体験してみてください。