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金星が見えてきました★

金星

8月も最終日。夕焼けも夏の終わりを告げているようで、なんだか寂しい感じがしますね。

そんな夕方19:30頃の西の空には宵の明星『金星』が輝き始めました。
これから2025年3月中旬頃まで一番星(日が暮れるにつれて一番最初に見える星)は金星となります。

現時点でも-3.5等級と他の一等星と比べても段違いに明るいのですが、3月にかけて−4.5等級程度まで明るくなります。望遠鏡で見ると月のように欠けているのがわかりますよ。

金星の面白い特徴として、『1年より1日が長い』ことがあげられます。

金星の1年(太陽の周りを一周)は地球時間で約225日。これは地球より内側にある惑星(内惑星)なので当然ですが、金星の1日(自転一周)はなんと、地球時間で約243日もかかります。
自転がとってもゆっくりなんですね。

時間というのは地球の自転、公転を基準に設定されているので、一歩宇宙に出ると時間の概念自体が変わってしまいます。宇宙のスケールの大きさを感じますね。

そんなことを思い浮かべながら夜空を見ていただくと一味違うかもしれませんよ☆

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