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今が見頃!アンドロメダ銀河!


肉眼で見える最も遠い天体のひとつ『アンドロメダ銀河』。

約250万光年(光の速さでも250万年かかる距離)先にありますが、宇宙規模で見ると比較的私たちの住む天の川銀河に近いところにある銀河となります。
大きさは天の川銀河の直径の約2倍の22万光年。(天の川銀河の直径は約10万光年)

<肉眼で見てみよう>
国頭村の夜空は世界でもトップレベルの暗さです。
街の明かりが少なく、大気が安定していて光の揺らぎの影響も少ないのでアンドロメダ銀河も肉眼で容易に見ることができます。

アンドロメダ座のアルフェラッツから縦に数えて3つ目の星(③)でカシオペヤ座の方向に曲がって、5つめの星(⑤)の近くにボヤッと光るアンドロメダ銀河を見つけることができます。
カシオペア座を目印に探す場合は、カシオペア座の胸のあたりの星(⑥)からアンドロメダ座の胸のあたりの星 (②)をめがけると、途中にボヤッと光っているアンドロメダ銀河があります。

アンドロメダ銀河
M31アンドロメダ銀河

<双眼鏡で観測してみよう>
望遠鏡よりも低倍率の双眼鏡で見た方がアンドロメダ銀河全体を見ることができます。
写真は10月上旬にスマート望遠鏡で撮影したものですが、とても美しい形をしていますね。

ずっと先のことではありますが、実はアンドロメダ銀河と天の川銀河は衝突して融合するとも言われています。秒速100〜120kmで、今も近づいているそうです。計算では40億年後とか。。。

宇宙の広大さを感じながら、秋の代表的な天体『アンドロメダ銀河』、ぜひ探してみてください⭐︎

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