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国頭村が星空保護区申請書を提出

~沖縄本島初の星空保護区を目指して~


国頭村は米国に本部を置くダークスカイ・インターナショナル(以下DarkSky)が認定する星空保護区への登録を目指し、2022年より取り組んで参りました。
今般、村内に設置した「やんばるダークスカイ・フォレスト(国頭村星空公園)」の星空保護区認定を求める申請書を2025年3月28日に DarkSky に提出しました。
審査には数か月を要し、年内の認可を見込んでおります。

星空保護区は5種類のカテゴリーがあり、国頭村が申請したのは「ダークスカイパーク」のカテゴリーです。
国頭村はこれら4施設に設置された300個の屋外照明を光害防止型照明に改修すると共に村内の光害(ひかりがい)対策に取り組んできました。
今後も光害対策による環境保全活動の取り組みを継続してまいります。

星空保護区認定は夜行性動物の生息環境を保全することと併せて、滞在型観光コンテンツとしてアストロツーリズム(星空観光)の推進を目的としています。

画像:国頭村森林公園天文台から見上げる天の川

Yambaru Dark sky Forest
村内に設置した4つの観光施設、国頭村森林公園やんばる学びの森奥やんばるの里安田くいなふれ合い公園を対象に2024年3月に設置した「国頭村星空公園」の通称。

国頭村星空公園設置条例

国頭村の星空の特徴
国頭村は北緯26度、東経128度に位置し全天にある88星座の内、82の星座を見ることができます。国頭村での星空観望はヤンバルクイナ、リュウキュウコノハズク、ホルストカエルなど野生動物の鳴き声が自然のBGMのように聞こえてくるのが特徴です。星空が見える環境を保全することは、夜行性生物の生息環境を保全することにもつながります。

光害
照明の設置方法や配光が不適切で、景観や周辺環境への配慮が不十分なために起こる様々な影響をいいます。

2025年4月4日
国頭村役場  商工観光課
TEL 0980 41 2622

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